私たちは、人生においてさまざまな事情によって
歯を失ってしまうことがあります。
その主な原因としては、歯周病、虫歯、ケガや病気などがあります。

たとえば、前歯一本を失ったことで、人の目が気になり
人前で話すことが苦手になった、笑顔になれないという人も少なくありません。

また、歯を喪失したことで、食べたいものが食べられなくなり
「食べる楽しみ」がなくなり、友人との会食も憂鬱なものとなり
人生の楽しさが減ってしまったと感じる人もおられます。

歯を喪失した場合の治療法には、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」という
3つの選択肢があり。それぞれに長所と短所があります。

なかでも、近年とくに注目を集めているのが「インプラント」です。
インプラントは、体内に埋め込む医療機器の総称ですが
一般的には、歯の治療を指すことがほとんどですが
歯が抜けた後のあごの骨に、金属の土台(インプラント)を埋め込み
その上に義歯をつける治療法です。

インプラントの利点は、しっかりと固定できること。
残っている歯を削るなどの負担がなく、治療ができることです。

ただし、糖尿病や高血圧などの持病がある場合や
高齢で体力の心配がある場合には、治療前にしっかりとした相談が必要となります。

高いメリットのあるインプラント治療ですが
自前の歯に比べると炎症が起きやすい傾向にあります。
日常のじゅうぶんな歯磨きだけでは足らず、定期的なメンテナンスを受けないと
周囲に炎症が起こってしまうことがあります。

一度作ると、一生お付き合いすることになる「インプラント」の歯。
定期的でこまめなメンテナンスが非常に大切となります。
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